2020年6月29日 星期一

Terumasa Hino Quartet ‎– Alone, Alone And Alone (1970)
























Personnel:
Bass – Kunimitsu Inaba 稲葉 國光 33歳
Drums – Motohiko Hino 日野 元彦 21歳
Piano – Yuji Ohno 大野 雄二 26歳
Trumpet – Terumasa Hino 日野 皓正 25歳

Tracklist:
A1. Alone, Alone And Alone
A2. Soulful
B1. Summertime
B2. Downswing
B3. Blunch (B-Lunch)


Label: Takt Jazz Series / Columbia
Vinyl, LP, Album, Reissue, Gatefold Sleeve


日野皓正は 25歳になったばかり。 弟で天才の日野元彦は 21歳(惜しくも 53歳で早世)。
ピアノの大野雄二は 26歳。 かっこいいベースを弾く稲葉国光は 33歳。
タイトル曲 Alone, Alone And Alone が三度目にして初めて国内で録音されたのが本作。
そして日本でのデビュー作。 1965年にベルリンで録音された SAKURA SAKURA 
Saba レーベルから出たもので Alone, Alone And Alone の二度目の録音を収録。
一度目はブルー‧ミッチェルが 19657月に録音した Down With It ! に収録。
いい曲ですねぇ。 何度聴いても飽きません。 本場アメリカのジャズメンが聴きほれるほど
ですから本物のバラードです。

オリジナル盤で A面の一曲目に配されている Soulful はアグレッシブで日本人らしく
ない曲調です。 本作 5曲中 4曲を自身が作曲し、白木秀雄氏から独立して意欲満々の
作品だったのです。 ただ、わたしが思うベストトラックはスタンダードの Summertime」。
アレンジがクールで都会的でスマートで かっこいい。 とにかく このころのヒノテル氏は
かっこよさが身上でした。 1970年に Canyon Records に移籍したころから あまり感心
できなくなりました。 やはり takt 時代がキラリ光っていて良かったのです。

上のジャケット写真は、タクト電機株式会社と日本コロムビアが業務提携し、1970年に
再発売したときのもの(takt Jazz XMS 10023-CT)です。 これはこれで いい雰囲気です。
タイトル曲が A面一曲目に配されました。








Alone, alone and alone......
それは人生だ。。。。

沒有留言: